地上天気図

【豆知識27】国際式天気記号(現在天気と過去天気)|気象予報士試験でも、たびたび出題されます

今回は、国際式天気記号を取り上げます。その中でも「現在天気」「過去天気」「気圧の変化量・変化傾向」に焦点をあてます。また、過去の気象予報士試験での出題例も紹介します。
高層天気図

【豆知識26】協定世界時(UTC)|専門天気図の対象時刻を読み取るときに注意が必要です

世界各国が同じ時刻に気象観測を行い、得られたデータを相互利用するうえで、共通の標準時を用いる必要があります。そこで今回は、協定世界時(UTC)と日本標準時(JST)の関係について、具体的に天気図を使ってお話します。
地上天気図

【豆知識25】アジア太平洋域 地上天気図(ASAS)|英語表記で1日4回発表

気象庁が作成する、アジア太平洋域 地上天気図(ASAS)は、アジア太平洋域 実況天気図、あるいはアジア地上解析図とも呼ばれます。英語で表記され、1日4回発表。この天気図に書かれている内容を図解します。
地上天気図

【豆知識24】日本周辺域 地上天気図(SPAS)|日本語表記で1日7回発表

気象庁が作成する、日本周辺域 地上天気図(SPAS)は、日本周辺域 実況天気図、あるいは速報天気図とも呼ばれます。日本語で表記され、1日7回発表。この天気図に書かれている内容を図解します。
高層天気図

【豆知識23】季節風(寒波)による西日本での積雪(20事例)、南岸低気圧による関東での積雪(15事例)|両者の特徴を解説

季節風による西日本での積雪20事例と、南岸低気圧による関東での積雪15事例を抽出し、850hPaの等温線(-3℃、-6℃、又は-12℃)の位置を確認。西日本又は関東で雪が積もるときの、下層寒気の流入(南下)程度を図解します。
高層天気図

【豆知識22】雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろうか?|500hPaや850hPaの気温などに注目

500hPaの-36℃が、大雪(強い寒気)の目安となり、850hPaの-6℃が、地上で雨か雪かの目安となります。このことを、雪が降った7事例について、500hPa・850hPaの気象図と、地上での降雪量の観測データを用いて確認します。
高層天気図

【豆知識21】季節はずれの暖かさ(寒さ)をもたらす暖気(寒気)移流|19の事例を紹介します

暖気移流で気温が上がり、寒気移流で気温が下がる。ただし暖気移流(寒気移流)の強さ、影響を及ぼす範囲は様々です。このことを暖気移流(寒気移流)によって、季節はずれの暖かさ(寒さ)がもたらされた19の事例で確認します。
高層天気図

【豆知識20】低気圧の発達に伴う暖気移流と寒気移流|850hPa天気図の等温線を横切って風が吹きます

等温線を横切って、気温が高い方から低い方に風が吹くのが暖気移流。気温が低い方から高い方に風が吹くのが寒気移流。9つの事例を取り上げ「低気圧前面の暖気移流、後面の寒気移流をもたらす風が、等温線を横切る」ことなどを確認します。
高層天気図

【豆知識19】850hPa風・相当温位図とは?|前線の位置と下層暖湿気の流入域を同時に検出できるスグレモノです

相当温位は、気温と湿度の大きさで変化する物理量。相当温位が高い空気ほど、高温多湿となります。850hPa風・相当温位図では、前線位置の検出に加え、大気下層における暖かく湿った空気の流入をモニタリングすることができます。
高層天気図

【豆知識18】高度とともに気温が高くなる逆転層|エマグラムから見つけることができます

上空ほど気温が高くなる逆転層。この層は、その構造や成因によって「接地逆転層」「沈降性逆転層」「前線性(移流)逆転層」などに分けられます。これらの逆転層の事例を、エマグラムを使って紹介します。